僕は大勢の人の前で話をするのが嫌いです。
いや、正確には自分が主役や中心人物になるのが嫌いです。
目立ちたくもない。
認められたいとか、スゴイと思って欲しいとも思わない。
別に自己否定をしているわけでも、ネガティブになっているわけでもない。
単純に「自分の役割ではない」と思っているだけ。
だから、ファシリテーターという仕事は逆に天職だと思っている。
「人前で話すじゃないか!」と言われそうだが、
ファシリテーターは中心人物でも主役でもない。
ましてやリーダー的存在でもない。
人前に立っているだけで、基本的に仕事内容は黒子そのものだから。
(僕が考える「ファシリテーター」という内容についてはまた今度書こうと思う)
- ペップトークスピーカーの認定を取る。
- パーパス
- ペップトークの力
- 自分の役割
- 最後に・・・
ペップトークスピーカーの認定を取る。
そんな僕が、先日『ペップトークのスピーカー』という認定を取った。
これによって、大勢の人たちを前に、ペップトークについて話ができる。
つまり、講演ができる立場になった。
認定試験でも、たくさんの人の前で30分間、間髪入れずに笑顔で喋り倒した。
それなりに評価もいただいて、無事に認定を取ることができた。
きっと、ここまで読んで頂いた方は、
「こいつアホなん、話が矛盾してる」と思うだろう。
『ペップトーク入門編』という講座から僕をずっと見てくれていた講師も、スピーカー講習を受けると知った時はかなり驚いていた。
実を言うと、僕自身もスピーカー講習にエントリーしたときは自分自身驚いた。
なんで、仕事と関係あるわけでもない、『人前で話す』という講座を受けたいと思ったのか!?って。
でも、受けたい!直観的に思ったのは事実。
もちろん、それなりに講習の費用も時間も頭も使う。
そこまでして、『自分らしくない』と思っている事を『やりたい』に変えたのは『自分の役割』という考えかもしれない。
パーパス
僕が、現在イエローホチキスという個人の会社を作った時のパーパス(意義、目的、志)がある。
それは・・・
『人と人、組織、社会を幸せ視点で繋ぐ』です。
これは、仕事だけでなく自分自身のこれからのパーパスといってもいい。
年齢を重ねていく中で、たくさんの人達に助けられて今、ここにいること。
そして、家族ができたことで、人のため、社会のためにできることを考えた末の必然的な答えです。
このパーパスを掲げるうえでの想いは・・・
「自分のためではなく、人のために動きたい』
偽善と思われるかもしれないが、そうやって生きていればタイムラグはあるかもしれないが、結果的に自分に帰ってくるから損はないと思っている。
(無欲の善を積むほど、僕は人間ができていない)
ペップトークの力
このパーパスや想いに、ペップトークは見事に引っかかった。
深く学べば学ぶほど、関わるほどに人を幸せにする力がある。
そして、その幸せは周りへと波及する。
代表を始め関係者、先輩方(サポーター)は、笑顔で人の為に動いている。
気が付くと、受講者同士の絆も強くなり、みんなで助け合いながら学びを深める。
だから、このペップトークを伝えたいという想いが強くなった。
もちろん、みんながみんないいと思うかはわからない。
誰でも納得するかはわからない。
きっと、相性もあるだろう。
でも、内容もしっかりと知らないまま、勝手に敬遠されるのはもったいない。
じつは、僕自身も最初は「ペップトークなんてポジティブのゴリ押しでしょ」と思いながらも、人から勧められたから一応入門編だけ受けておこう・・・くらいの気持ちだった。
そんな勘違いをしていた自分だからこそ、しっかりとペップトークの中身を知ったうえで、判断してほしいと思っている。
自分の役割
このペップトークをしっかりと伝えたい。
そんな想いでスピーカー認定を受けるべく講習に臨んだ。
そして、認定をとった今、人前で話をしたいと思っている。
最初に書いたとおり・・・
主役や中心人物になりたくない。
目立ちたくない。認められたいとか、スゴイと思って欲しいとも思わない。
ここは変わらない。やはり、自分の役割ではない。
しかし、ペップトークを伝えるために人の前に立って話すことは、主役になることでも中心人物になることでもない。
目的は『ペップトークをちゃんと理解して欲しい』ということ。
主役は聞いてくれている人。
自分の役割はペップトークを『伝える事』
それによって、人と人が繋がり、幸せになれば、万々歳である。
最後に・・・
ペップトークは人の心を最適化する言葉掛けです。
前向きなイメージを持って、自発的にやる気スイッチを押せる。
また、心が穏やかになって、その人の状態が上手く作れるようになります。
この言葉掛けの力は、心理的安全を醸成し、人とのコミュニケーションを潤滑にする手助けにもなります。
興味のある方はご連絡ください。
コメント